おでん~常食と変わりない形状に


おでん/委託給食サービス/フードプランナーアベイル

【料理長から一言】

冬の風物詩、おでん

寒い季節になってくると、おでんが食べたくなりますね。

今では、屋台のおでん屋は見かけなくなりましたが、コンビニのレジ横では、アツアツのおでんが買えます。

いつの間にやら、コンビニおでんは常識になり、特に独身世代にとっては、「おでんと言えばコンビニ!」になりました。

湯気が上がる鍋。これは冬の風物詩。

もともと、おでんは御田と書き、田の字は田楽の田。田楽がルーツなんですね。

きょうのおでんは、鶏の手羽を入れ、弱火で煮込み、良い出汁が出ました。

出汁を醤油などで味付けした薄味のつゆに、はんぺん、つみれ、大根、さつま揚げ、うずらの卵、つくね、ちくわぶ、厚揚などさまざまなおでん種・・・・・さまざまだから楽しいのです。
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常食と変わりない形状に・・

召し上がるご高齢者様の咀嚼、嚥下に合わせての調理法の工夫もしております。

写真のように、食材ごとに分けてミキサーにかけた具材を、常食に似せた形に成形しております。

右は常食のおでん。 左は常食のおでんと変わりない形状に成形したおでん・・・・・。
IMG_7399視覚的に、元の形状に戻す工夫です。

咀嚼困難なご高齢者様にも「常食に近いおいしい食事」を提供するため、 また、成形の仕方や盛付け方法、味などを日々研究しております。

左上から(時計回りに) 大根、さつま揚げ、はんぺん、鶏肉つくね、ゆで卵、豆腐。

                特別養護老人ホーム「今井の郷」厨房にて。            
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