かぼちゃの小倉煮/風邪をひかない!


かぼちゃの小倉煮

【料理長から一言】

風邪をひかない!

かぼちゃの小倉煮中国の薬膳の代表的な基本食の一つに、かぼちゃの小倉煮があります。

ご高齢者様には、抗酸化成分が豊富なカボチャと小豆を使ったこの献立は、是非ともお勧めしたいメニューです。
2014年の冬至は12月22日でしたが、「冬至にカボチャの小倉煮を食べると風邪をひかない」といわれます。

冬至かぼちゃと言われる所以です。

ホクホクかぼちゃとゆであずきがよく合うのです。

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いとこ煮とも!

煮えにくい小豆から先に煮始めて、カボチャを「おいおい」「めいめい」加えて煮るところから、甥と姪にひっかけて「いとこ煮」ともいいます。(なんとダジャレ)

昔から赤い色であることから邪気を払うといわれる小豆、冬至に「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込めるといわれる、「南瓜(なんきん=かぼちゃ)」。

また、いとこ煮は、神仏に供えたり、お盆や正月、祭り時に食べられていました。

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「行事や縁起」に潜む意味、謂れ

今のようにバイオテクノロジーが進化していなかった時代、先人たちは、行事を行うこと、または縁起を担ぐことにより、災難や病から、身を守り、「心のよりどころ」としていたのでしょう。
今、そういったものは徐々に薄らいでいますが、必ず謂れや、意味があることが多いです。
日本の「行事や縁起」を守ることは、日本人の精神を守ることだと考え、未来にもつなぎ、大切にしていきたいと考えます。
冬至かぼちゃも、栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵でもあります。
ことにご高齢者様のお食事にはこういった「行事や縁起」を大切に守りたいと考えてやみません。

柔らかに煮てありますので、皮も食べられますし、嚥下しやすい一品です。

特別養護老人ホーム「今井の郷」厨房にて

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【栄養士から一言】

かぼちゃも小豆も、栄養抜群!

かぼちゃは、カロテンやビタミンA,Cをたっぷり含み栄養的に優れた食材です。

粘膜を保護し健康な皮膚、髪、爪をつくる効果、風邪の予防、ガン予防、美肌等々の効能がある、うれしい食材です。

そして小豆はビタミンB1を豊富に含み、利尿効果や排毒効果があり、腎臓や泌尿器系の疾患にいいとされています。

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