さつま芋の煮物~拍子木切りで、火の通りを均一に、美しく、食べやすく


さつま芋の煮物

【料理長から一言】

拍子木切り

今日は、切り方の話になりますが、さつま芋を拍子木切りにしました。

拍子木とは、「拍子」を取るための木の音具・・・あの、「火の用心!カチカチ!」の拍子木です。

拍子木切りは、その拍子木の形のように、四角柱に切る切り方です。

長さ4~5cm、幅1cmくらいです。

大根・人参・じゃが芋などを煮物、揚げ物等にする時によく使いますね。

小鉢などの小さな煮物にはとても映えます。

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拍子木切りにして火の通りを均一に、美しく、食べやすく。

これは、シンプルな切り方ですが、日本料理にはもっともっと複雑な、繊細な切り方もあり、その料理の盛り付けの美しさに一役買っている「飾り切り」とよばれるものもあります。

「火の通り」、「具材の性質」、「調理の方法」、「具材の大きさ」などいろいろ考えて調理するというワケです。

日本料理は奥が深いのです。

今日は、素朴なさつま芋の煮物、拍子木切りにして火の通りを均一に、美しく、食べやすく。

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