とろろ芋/マナーなんて気にしない


とろろ芋

【料理長から一言】

マナーなんて気にしない!

山芋の旬は11~1月です。

とろろご飯は、山芋のおいしさを、しみじみ味わうことができます。

懐かしい、暖かい味わいです。

ほっかほかのご飯にとろろ汁をたっぷりとかけ、ズルッとすする…その響き、趣き、これは、外国人には理解しがたいかもしれません。

ズルズルさせながら食べること自体マナーに反すると思う外人さんもいるでしょう。

温かいご飯にたっぷりかけて、いただきましょう。マナーなんて気にしないで、すすってトロトロ、ネバネバ、ズルズル・・・召し上がってください。

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嚥下しやすい

とろろ芋は、このトロトロの食感から来た、そのままズバリの名称。

ご高齢者様には、”嚥下”という視点から見ても、好ましい食品です。

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食べ過ぎても大丈夫

美味しさのあまり、ご飯も食べ過ぎてしまいがちですが、とろろ芋にはでんぷん分解酵素アミラーゼが大根以上に含まれているので、消化吸収を助けお腹にもたれるのを抑制してくれます。

すりおろすと、アミラーゼがさらに活発になるので、こうしたシンプルな食べ方は栄養的にも優れているんですね。

長いもは加熱調理にも使いますが、すりおろしネバネバの状態で生でたべることは、食物繊維の働きを最大限に発揮させ最も理に叶った食べ方のようです。


特別養護老人ホーム「今井の郷」厨房にて


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IMG_5897 【栄養士から一言】

スタミナ強化作用

とろろ芋のスタミナ強化作用は、古代から知られていたそうです。

豊富なムチンには、たんぱく質の吸収の促進、老化防止、美肌効果あり。 ジオスゲニンという成分は、若返りと滋養強壮。

カリウムは高血圧などの生活習慣病の予防 ビタミンEは若返り作用 消化酵素もたっぷり、書ききれないほどの栄養です。

 

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