ホキの煮付け／ご高齢者様もお好きなはず！

ホキの煮付け

【料理長から一言】

ホキとはオーストラリアからニュージーランド近海に生息するタラ目の魚です。

一般的な白身魚として流通していて、サッパリしたクセの無い味で、焼いたり、揚げたり、煮たり・・和・洋・中にも・色々な料理で使えます。

つまり、ホキなんて食べたことないかなと思っている人も、きっと食べています、いつのまにか。。。

ホカ弁やｌコンビニの白身魚フライや惣菜のムニエルにも使われてますし、そうそう。。。かまぼこやマクドナルドのフィレオフィッシュなどに使われているくらいですから・・・。

生姜が香る調味ダレで甘辛く煮付けたお魚は白いご飯に良く合うんですよね。

ホキはタラの仲間であり、味もよく似ていて、白身で柔らかで非常に味がいいですから、ご高齢者様にはうってつけの食材です。

煮魚って、なぜかおふくろの味、郷愁を感じる料理ですから、ご高齢者様もお好きなはず。

ホロホロッと柔らか～！上品な味わい～！いんげんや焼き豆腐を添えます。

残念なことに日本では、冷凍ものしか入手できないことが残念ですが、解凍しても臭みもないのがうれしいですね。

コクと味わいの深い一皿となりました。

今日使いましたのは、濃口醤油は、味の五原味をバランス良く持ち合わせ、どんな料理にも良く合います。

そうそう・・・五原味（ごげんみ）という言葉をご存知でしょうか？

基本的な味のこと・・・甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の５つです。

人はこの５つの味の調和、バランスで美味しさを感じるのだと思います。

醤油は、五原味（ごげんみ）が勢ぞろいです。醤油ベースの煮物は、まさしく、五原味（ごげんみ）の賜物。

特別養護老人ホーム「今井の郷」厨房にて

【栄養士から一言】

ホキは血栓防止に効果的なＥＰＡ、脳神経細胞機能の維持に有効なＤＨＡ、またカルシウムの吸収を促進するビタミンＤ、脂質の酸化を防ぐビタミンＥなども含み、ご高齢者様には必要不可欠な栄養です。