千草卵焼き

【調理長から一言】

卵の扱いは慎重に！

誰でも出来そうな卵焼き・・・・だけど卵焼きは実に奥が深い。

色々な国で色々な卵焼きがあり、味付けも様々・・・甘い卵焼き、しょっぱい卵焼き、具だくさんの卵焼き、シンプルな卵焼き・・・・数えきれないほどあります。

出汁の旨みのきいた、上品な味に仕上げました。。

卵の扱いは慎重にせねばなりません。

冷めても、ふっくら、しっとり・・甘過ぎない、卵焼きになりました

出汁文化がここにも・・・！

出汁巻き卵のみならず、和食は日本の出汁文化の賜物だと思うのです。

出汁は単なる味付けではないのです。

素材の持ち味・美味しさを最大限に引き出すもが出汁であり・・・和食に欠かせないものです。

この千種焼きにも、出汁が効いていますよ。

添え物は切干大根。↓

千の草！

今日の卵焼きは以前にも紹介しました千種焼き。

「千草」という名前は、千種類の具が入っているかのように具だくさん」という意味・・・。

季節によって、具を変えて焼くのも楽しいですね。

頂きながら、何が入っているのか宝箱のような楽しさです。

バランスの良い一皿となりました。

千草・・・草に例えるとは、美しい日本語ですね。

今日の千草卵焼きは、卵、かに風味かまぼこ、しめじ、えのきだけなど・・・

彩りも美しく、和風の優しい味わいがいいですね。

【栄養士から一言】

アミノ酸パワー

たんぱく質を構成するのは20種類のアミノ酸｡
卵には､私たちの身体にとって必要不可欠で食事からとらなければならない8種類の｢必須アミノ酸｣がバランスよく含まれており､私たちの免疫力をアップしてくれます｡