赤魚の粕漬け焼き/発酵大国ニッポン!


赤魚の粕漬け焼き

【料理長から一言】

発酵大国ニッポン!

日本は世界有数の醗酵大国・・・発酵食品は、我々日本人の伝統的な食文化を語るに欠かせません。

発酵食品は幅広く、味噌、醤油、酢、塩麹、酒粕などさまざまです。

古く、平安時代には、食物を味噌や醤油、酒に漬けて保存していたそうですから驚きます。食材を長く保存するために作り出された、先人たちの知恵の賜物というわけです。

ご存知のとおり、酒粕は発酵食品で、さまざまな物質が含まれていることが研究されてきています。

ガンや生活習慣病、骨粗しょう症の予防や、アレルギー改善、美白などの効果が報告されています。

とても栄養価の高い食品です。

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余りもの、カスではありません!

「酒粕」といっても粕はカス(余り物)ではありませんよ。

昔、江戸時代の人は、酒粕のことを、手で握ることができるお酒ということで「手握り酒」と呼んでいたそうです。

つまり、酒粕にはまだ10%近くのアルコールが残っていますから、「手握り酒」…WOW!粋だと思いませんか?

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芳香!

今日は赤魚の粕漬け焼き。

ご飯がすすみますね!この深い味わい。 鮮紅色の赤魚が、芳香な香り高い酒粕で覆われ、焼くと香ばしく美味です。

酒粕が、脂ののった赤魚の本来の旨味みを余すところなく引き出してくれています。

ほんのり塩味とコク深い味わいの酒粕の調和がたまりません。

赤魚はとろりとした脂のうま味や、肉質のやわらかさ、やさしい風味が魅力の上品な魚です。

ご高齢者様には、お勧めのお魚。もちろん”骨なし”の切り身を使用。

焦がさないよう、こんがりカリッと焼いて、ふんわりした身が絶品ですよ。

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「海の恵み」と「大地の恵み」のコラボ

鑑みれば、海の恵みの「赤魚」と大地の恵みの「酒粕」。

誰がこの素敵なコラボを考えたのでしょう?

 

                特別養護老人ホーム「今井の郷」厨房にて

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【栄養士から一言】

赤魚は視力の低下を防ぎ、皮膚や粘膜を健康に保つビタミンAが豊富です。
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