もやしと笹かまの和え物


もやしと笹かまの和え物

【料理長から一言】

もやしは食べにくい!

ご高齢になると、歯の不具合、筋力の低下などによって、咀嚼(そしゃく)・嚥下(えんげ)が困難になることがあります。

私ども、ご高齢者様の食事の調理を預る者として、常日頃、食物を食べやすい・飲み込みやすい形に工夫、加工する必要があります。

例えば、もやし・・・若い人には、シャキシャキ感が美味しいのですが、ご高齢者様には負担が大きい。

そこで柔らかさを、「程々に適度に」が大切です。なにもかもフニャフニャドロドロでは美味しくありません。

もやしを、事前に程よく蒸しました。蒸し野菜は、水っぽくなりませんし、野菜本来の甘味・旨みが引き出され、美味しさアップ。

今日の和え物は、蒸しもやしと笹かまぼこ、にんじんをノンオイルオニオンドレッシングで和えました。

予め、ドレッシングで和えることで、しっとり具材が馴染みあい、咀嚼を助けます。
IMG_8018

もやしの発芽パワーはスゴイ!

もやしを漢字で書くと「萌やし」。草木がのびるの意です。「萌え~」という流行語がありましたね。(笑)
これは執着、好意などの意味の「萌え~」なんですが、「芽生える」という意味でつながっています。

この漢字からもわかるように、もやしは、本来、種が発芽した状態のことを指す言葉です。

ぱっと見た感じ、それに「もやしっ子」なんていう言葉もありますし、もやしは何とも頼りなさそうで、栄養があるのかなと思われるかもしれませんが、実はすごいんです!

豆類の種子から作られる「もやし」は、もともと良質のたんぱく質を含んでいて、大豆もやしの場合、種子の状態ではほとんど含まれていないビタミンCが、発芽後にはなんと5倍になるそうです! ちなみにビタミンB2も3倍に増加。また、アスパラギン酸が生成!

発芽パワーともいうべき威力です。


特別養護老人ホーム「今井の郷」厨房にて
IMG_8019

【栄養士から一言】
蒸し野菜・・・茹でるより、蒸した方が、水溶性ビタミンが、逃げません。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です