あじの塩焼き/「魚の国のしあわせ」


あじの塩焼き

【料理長から一言】

「魚の国のしあわせ」

世界的な魚食国だったのに、グングンと魚離れが進む日本。深刻な問題です。

少し前までは、人は加齢ともに肉食から魚食に移っていくものだといわれていましたが、この頃はお肉を好んで食べる高齢者が増えてきています。

深刻な魚離れを解決すべく、水産庁は「魚の国のしあわせ」という名のプロジェクトを立ち上げたそうです。

食育活動、外食メニューの新たな開発、水産物イベント等、水産物の消費拡大にむけての取り組みです。

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私たちは「魚の国のしあわせ」という言葉の意味をよく知ることが必要だと思うのです。

日本は四方を海に囲まれ、親潮と黒潮が交わる漁場を持っていること、様々な水産物に恵まれていること、魚の栄養の素晴らしさ、調理方法の多様さ、魚食の歴史・・・そんなことを知れば、「魚の国のしあわせ」が感じられ、魚食に目がいくのではないでしょうか?

今日はあじの塩焼き・・・きっと古代、縄文時代から、日本人は今とそう変わらない方法で、魚を食べていたような気がするのです。

興味は尽きません。

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