筑前煮(さつま揚げ入り)


筑前煮

【料理長から一言】

さつま揚げの主張?

根菜や鶏肉の筑前煮にさつま揚げを加えました。

こうした伝統的ともいえる煮物にさつま揚げを入れるのも、なかなかな美味しさですよ。

鶏もも肉、れんこん、人参、いんげん、それぞれの野菜たちからでたダシが味を整えてくれます。

それに、根菜の食感にさつま揚げのフワフワもっちり食感が加わることで、意外な食感のコラボを感じることが出来ます。

さつま揚げが、根菜たちに負けずに主張しています。
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がめりこむ、がめ煮

「筑前煮」は、材料を予め油で炒めることから「炒り鶏」とも言われ「がめ煮」と呼ぶ地域もあります。

がめ煮・・・なんか素朴ないい響きの名前ですね。

そう呼ばれるのは、なんでも入れるという意の博多弁「がめこむ」が名の由来のようです。

炒めて煮るから

古くからこの筑前煮は正月やお祭り、結婚式などのお祝い事のときによく作られますし、施設のご高齢者様にも馴染み深いお料理だと思います。

筑前煮は「炒り鶏」などとも呼ぶように、最初に炒めて煮ます。

煮る前に油で炒めることで旨味が増し、煮崩れ防止にもなるからです。

そのために照りがでて、つやつやにもなりますね。

人参、れんこん、ゴボウなどの根菜、いんげん、鶏もも肉、さつま揚げ・・・すべての食感の違いを楽しめます。

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【栄養士から一言】
「さつまあげ」は原料が魚ですから、たんぱく質、カルシウムが豊富で低脂肪かつ低カロリーでとてもヘルシーな食品です。
根菜、鶏肉と合わせることで、更に栄養UPです。

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