鰆の塩焼き


鰆の塩焼き/委託給食サービス/フードプランナーアベイル

【料理長から一言】
日本の食文化は、深い歴史のうちに育まれてきました。
和食は、先人の知恵が重ねられ、人々の生活に密着し、培われてきたのだなと折りあるごとに感じてしまうのです。
例えば、お魚の塩焼き・・・・塩をふることを尺塩(しゃくじお)とも呼ぶのをご存知でしょうか?
これは1尺(約30cm)の高さから塩をふるという意味で、こうすると魚全体に塩が均等にいきわたるというワケです。
塩焼きの下ごしらえは、魚の身にまんべんなく塩をゆきわたらせるのがポイント。
  お塩は、魚に味をつけるだけでなく、焼くときに魚の表面のタンパク質が固まるのを助け、うま味を逃がさない働きもあります。
文化の伝承が素晴らしいこともさることながら、日本語の美しさにも驚かされてしまいます。
IMG_6199今日は、鰆の塩焼き。
これからの季節の鰆は脂のりもよく、鰆本来のの上品な味わいに濃厚な旨みをプラスされます。
パリッと焼けた皮も香ばしくて美味しい!
淡泊なサワラを、こうして塩焼きでシンプルに頂くのがいいですね。
IMG_6200【栄養士から一言】
鰆は、DHAやEPAを多く含み、血栓の予防やガンの抑制効果などの働きが期待されます。

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