鶏肉の天ぷら/郷土料理の原型を守りたい


鶏肉の天ぷら

【料理長から一言】

郷土料理の原型を守りたい

とり天は、鶏肉に衣をつけて揚げたてんぷらのような料理で、大分県の郷土料理だそうです。

郷土料理に共通することかもしれませんが、あまりにも日常的に食べているため、郷土では全国交通の料理だと思っている人が多いことが興味深い点ですね。

逆に郷土料理が、新しい文化により、もとの形が薄れていく場合もあります。

食文化というものは時代と共に、どんどん変化して行くのですからね。

守りたいですね、それぞれの郷土料理の原型を!

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再現しにくいことが価値

それぞれの郷土の生活、風土、産業のなかでうまれ育ち、伝えられてきたその地域の伝統的な調理法。

故郷の味わいを、守っていきたいですね。

今日の鶏の天ぷらも、郷土の味わいはなかなか私たちには再現しにくいものです。

その気候風土のなかで、その地域でしか入手できない産物などで出来ているからです。

そこが、郷土料理の価値なのだ思います。

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