がんも煮/「オヤジ!がんもっ!」って言いたい


がんも煮

【料理長から一言】

禁じられると食べたい!

がんもどきは雁(とり)もどき(似せたものの意)・・・・つまり禁肉食のお寺で食べられた精進料理。

僧侶さんが、一生懸命、穀物や野菜を利用して、お肉にそっくりなものを作ったのでしょうね。
分かる気がします。 禁じられると食べたいものです。 私もやってしまうと思います。○○もどき作り。(笑)

がんもどきを食べると、僧侶さんらが、苦心してお肉(?)もどき作りをしている様子を想像します。

食品、料理には、そんな先人たちの深い深い日本の文化、習慣、歴史が眠っていたりします。

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薄口しょうゆで!

・・・というわけで、きょうはがんも煮。 ひとくちがんもを、薄口醤油で、煮付けました。

薄口醤油を使いますと、素材の色を活かした、まろやかな味わいの煮物に仕上がりますので、料理の美味しさや、見栄えを重視する日本料理には欠かせない調味料だと思います

がんもの色、人参の色が綺麗に際立っているでしょう?
がんも煮はたっぷりヒタヒタの出汁で煮上げ、、優しい味わいの出汁を楽しみたい料理です。

ただ、濃口醤油に比較して色や香りはやや薄いのですが、塩分濃度が意外にも高いので分量に注意せねばなりません。

がんもどきは、水気を切り崩した豆腐に、ヤマトイモや卵をつなぎに、細かく刻んだゴボウ、人参、麻の実などを加え丸めて、油で揚げたものです。

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お肉代わりに?

がんもといえば、おでんの具の人気ランキングのかなり上位でしょう。

最近は、がんもどきソテーや、がんもどきハンバーガー、ガンモイッチ(がんもどきサンドイッチ)などがあるそうで、それをと聞くと、そもそものお肉代わりの由来が「なるほど・・・!」とうなづけてしまいます。

お肉として扱えば、ヘルシーでいいですね。

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おでん屋さんで、「オヤジ!がんもっ!」

がんも煮というと、私は、出汁を楽しむ料理だと思ってしまうのは私だけでしょうか?

おでんやさんでも、がんもは人気、特に世のお父さんは、がんもファンが多いはず。

がんもどきは「がんも」とも略されますが、この「がんも」という言葉の響き、いいですね!

おでん屋さんで、「オヤジ!がんもっ!」って注文したい。

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【栄養士から一言】

長寿食!

豆腐が原料のがんもは、野菜などの食材をふくみ、さらに栄養バランスがいい。高い良質タンパク食品であり、栄養面ですぐれた食品です。たんぱく質と脂質をたっぷり含みます。

昔から豆腐料理は、これを精進料理として食していた僧侶や、多く摂っていた地方に長寿者が多いことから、長寿食といわれてきました。ですから、ご高齢者様には積極的に召し上がって頂きたいですね。

 

 

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