ほっけの味噌漬け焼き/骨なし魚への感謝と危惧


ほっけの味噌漬け焼き

【料理長から一言】

骨なし魚への感謝と危惧

Wikipediaによると、「食育(しょくいく。英語: Food education)とは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることである。

のっけから、こんな「うんちく」を語ろうとしている理由は、骨なし魚についてです。

この頃、骨なし魚が、市場に出回るようになりました。

これは、若者の魚離れの回避や、高齢者の健康増進にも繋がり、多方面で好い結果が得られています。

骨なし魚で多くのご老人が、おいしく安全にお魚を食べることができます。

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ですが、一方で、食育としての悪い影響を懸念してしまうのです。

魚には骨があるが、これを綺麗にとりながらいただく美味しさ、または、親が子に傍らで骨をとって与えるコミュニケーション・・・そんなものが、消え失せていくことの危惧を感じてしまうのです。

広義での「食育」・・・大切にしたいものです。

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