桜海老のかき揚げ/太陽のパワー


桜海老のかき揚げ

【料理長から一言】

関東風?関西風?

天ぷらには関東風と関西風があります。

関東風の天ぷらは、卵を入れた衣を胡麻油で揚げたもので、キツネ色に揚がります。

関東では東京湾でとれた魚をてんぷらにしていたようです。

関西風の天ぷらは卵を入れない衣をサラダ油で揚げたもので、白っぽく揚がります。

関西は、野菜を揚げて、塩で食べていたようです。

今は関東も関西も入り混じってきましたが・・・。

そうそう・・・・九州の知人が、さつま揚げのことを、「てんぷら」と呼んでいるのにびっくりしたことがあります。

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美味しさの秘密

今日は桜海老のかき揚げ。

これはどちらかというと関東風でしょうか?

きつね色に香ばしく揚がっています。

干しエビ、人参、玉ねぎ、三つ葉・・・・ご飯に乗せたくなる美味しさです。

天ぷらの衣は、衣の水分を蒸発させながら中の食材を蒸して、食材のおいしさと栄養成分を逃がさないの

そうです。これが、美味しさの秘密。 すごいぞ!天ぷら。

今や、外国人にも人気の天ぷらです。

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太陽のパワー

ご高齢者様の嗜好の調査をしますと、「刺身、天ぷら」などが上位を占めます。

桜海老をかき揚げにしますと、綺麗なピンク色で、なんだか春らしいですね。

干し桜海老は、口に含むとほんのり甘く、噛むと口の中で塩の香りと旨みが広がって行きます。

ふわっと軽く、サックサクのかき揚げです。

 天ぷらにすると風味も香りも旨みも更にUPして、たまらない美味しさになりますね。

桜海老の小さな体には驚くほどの旨みと栄養が含まれています。

天日に干しているから太陽のパワーでしょうか! ご飯にのせて天丼にしても、うどんやそばにも・・・。

かき揚げは、サクサク、アツアツ、カラリが命ですよ。 さあ、お召し上がりください。

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【栄養士から一言】

桜海老はカルシウムが豊富。 殻も内蔵も全て丸ごと食べられるので、  お手軽にたっぷりカルシウムを摂ることができます。 カルシウムには体のpHや体調を整える重要な役割があります。

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