牡丹餅/委託給食サービス


【料理長から一言】
お彼岸には牡丹餅(お萩)ですよね。
古来より、小豆の赤い色は災難から身を守る、邪気を払うと言われているようです。
この呼び方は、春彼岸では牡丹の花をイメージし「牡丹餅」、秋彼岸では萩の花をイメージし「お萩」と呼ばれます。
春と秋で呼び方を分けるなんて、風流な日本文化を感じます。

さて、ご高齢者様も楽しみになさっているこの牡丹餅、お萩ですが、もち米の粘りはのどに詰まりやすいという心配があります。だが、粘りあっての牡丹餅。。。
そこで、本来もち米使用を、うるち米7:もち米3にいたしました。これなら適度な粘り・・・究極の比率です。
写真では分かりにくいですが、直径2.5~3cm長さ4~5cm位の小さな俵型。
小さく可愛い大きさ。
s-IMG_4289こちらは、香ばしい胡麻。
中の餡子1:ご飯2。その上にすり黒胡麻をまぶしました。
s-IMG_4294こちらは、黄粉。素朴なお味。
同じく中の餡子1:ご飯2。その上に黄粉をまぶしました。s-IMG_4292こちらは餡子。
中のご飯1:餡子2
こしあんですからのどの通りもよく、上品なお味です。
s-IMG_4296安心・安全に、そしてしっかり咀嚼を楽しめる牡丹餅となりました。
日本の伝統と、奥深い文化、そして自然の恵みをご堪能ください。
春の息吹を感じながら、ご高齢者様にとって、いいお彼岸、春分の日をお過ごしいただきたい想いで丁寧に心を込めて作らせていただきました。

【栄養士から一言】
餡子は利尿効果もある「サポニン」という成分が含まれています。また糖質の代謝を促すビタミンB1も豊富です。さらに、餡子の中には、とても良質な植物性タンパク質が含まれていて、コレステロール値の低下に役立ちます。

 

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