お花畑のような・・・

ちらし寿司は、華やかで、お祭り、誕生日、記念日には、良いメニューです。

特にひな祭りなどには欠かせません。

五目の具を散らして作ることから「ちらし」と呼ばれるようですね。

今日は、寿司ネタをわずに、錦糸卵、でんぶ、みつば、カニカマ、油揚げなどを混ぜ込んだちらし。

お花畑のような色合いで、ハレの日の御膳が華やぎます。

無形の文化・・・の意味

和食が、ユネスコの無形文化遺産に登録されましたが、「無形」の文化・・・つまり和食に関する慣習が文化遺産と評価されたわけです。

和食のメニューの個々が無形文化遺産に登録されたわけではない・・・正月におせち料理を食べるという文化、祝いの席に赤飯を食べる文化、雛祭りなどにちらし寿司を食べる文化・・・こうした歴史が織りなす深い慣わしや食文化が、文化遺産だと評価されたということが、素晴らしいと思うのです。

特別養護老人ホーム「今井の郷」厨房にて