回鍋肉

調理と工夫次第

ご高齢者様は、義歯、嚥下などの関係で食べにくいものが出てきます。

一度食べにくい経験をすると、どうしても先入観が先に出て敬遠してしまいがちですが、調理方法と工夫で、なんでも召し上がれるはずと、私は自負しております。

ご高齢者様の、食べにくい野菜というと、タケノコ、生野菜、ゴボウ、ホウレンソウ、小松菜などの葉物・・・キャベツもその一つです。

その食べにくいキャベツのメニュー回鍋肉（パイコーロー）・・を食べやすく。

とろけるような柔らかさ

炒めたキャベツはゴワツキがち、ご高齢者には難点です。

そこで、予め蒸した野菜を使っていますから、とろけるような、柔らかさ。

柔らかい肉と一体化して、とろみの餡も効果的で、苦手の先入観なんてすっ飛びます。

飽食の時代なんですから

何でも好きなものを食べれる飽食の時代なのに、食べれないものが多いことはつらいことです。

「もう年だから肉は食べなくてもいい」というご高齢者の声をよく聞きます。

飽食の時代なんですから、お肉も野菜もたっぷり召し上がってほしいです。